親から子へ、子から孫へ、世代を超えて愛される『コルクつみき』
コルクつみきは、自由学園生活工芸研究所オリジナルつみきとして1931年に創案されました。当時コルクは建築素材として使われており、つみきの素材として採用することは画期的なことでした。一般的な木材に比べ、軽く、摩擦力も大きいため、斜めに積むことができ、工夫次第で遊び方が広がるつみきとして、親から子へ、子から孫へと受け継がれ、永くご愛用いただいています。
安心して遊べます。
コルクは一般的な木材よりクッション性があるため、崩したり落としたりしても、衝撃や音が小さいのが特徴です。ひとつひとつ面取りを施しているので角がなく、自然の木のやさしい質感はお子様でもにぎりやすく安心して遊べます。
地球にやさしい素材です。
コルクつみきは「コルク樫」という木の樹皮からできています。一定の厚さに育った樹皮だけを削ぎ取るので、木を伐採する必要はありません。そして、コルク樫の樹皮は8~10年で再生します。木の寿命は150~200年ほど。その間に何度でも採取することができます。樹皮を収穫した木は活性化され、通常より3倍の二酸化炭素を吸収するといわれています。こちらも世代を超えて大切に育てられています(コルク/原産国:ポルトガル、製造:日本)
◆ 受賞履歴
1985年度 グッドデザイン福祉賞
1996年度 ロングライフデザイン賞 受賞
2014年度 グッド・トイ選定
2014年度 第8回 キッズデザイン賞 子ども視点の安全安心デザイン「子ども部門」
シンプルなおもちゃは、無いものを創造する力、作り出す力を育てます。
私たちが製作しているぬいぐるみや人形はそれぞれ何十年もの歴史を持っています。「私が子どもの時に贈り物で頂いたぬいぐるみ、今度は孫が生まれたので同じものをプレゼントするわ。」そんなお客様が多くいらっしゃいます。消耗するのではなく、子どもの成長を手助けし、寄り添う玩具つくりを目指しています。
型抜き
ぬいぐるみに使うパーツを手作業にて抜き型で抜いていきます。この型も何十年も前から使用しているものです。
手作りならではの味わい
型抜きしたパーツなどを合わせて縫っていきます。制作者によって出来上がりの表情が少しずつ異なるのも手作りならではの味わいです。様々なパーツを縫い合わせて作るぬいぐるみは多いときは約50個ものパーツが必要となります。
◆受賞履歴
グッドデザイン賞:
1985年 「コルク積木」
1995年 「 重さくらべ」
2011年 「学園積木」
グッドトイ選定:
1994年 「重さくらべ」
2011年 「おうちごっこ」
2012年 「豆人形」
2013年 「ボタンはめ時計」
2014年 「コルク積木」「コロコロ木の実」
2015年 「キックトーイ」
2016年 「オルゴール ねむり人形」
2017年 「洗える動物」
キッズデザイン賞:
2014年 「コルク積木」
2015年 「学園積木」